ブライダル
大規模リブランディング/事業優位性と採用を強化。
01
相談内容
COVID‑19パンデミックの影響を受け、売上の低迷で相談いただく。また、一見華やかに見えるブライダル業界だが、採用後の離職率が高く、自社にマッチした人材採用の強化も急務と相談をいただく。
02
主な課題事項
競合との差別化・ブランディングの強化
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アサインしたエキスパートマーケター
マーケティング・ブランディング戦略のエキスパート
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支援概要
(1)ブランディング設計(インナーブランディング、アウターブランディング)
(2)コーポレートサイトリニューアル(ユーザー分析)
(3)採用サイト作成(社員インタビュー)
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支援詳細
国内でのウエディング事業を軸にドレスコレクションから、撮影、旅行手配までトータル運営・プロデュースをしている老舗のブライダル事業会社。COVID‑19パンデミックの影響から従来の営業・マーケティング戦略だけでは新規顧客の獲得および人材の採用が難しくなっていた。また、昨今の市場ニーズとしては、今まで同社が提供していたようなサービスとは異なりカジュアルな挙式スタイルが好まれつつある。そのため、歴史あるウェディングスタイルを提供する事業会社として、何に顧客へ価値を感じてもらい、どのように企業やサービス認知を獲得していくか、ブランディングの観点からも明確化していく必要があった。
まずは、これまでの顧客が何に価値を感じて、ご契約に至ったかの背景を徹底的にヒアリング。現代の顧客ニーズとすり合わせながら、伝統を崩さずともパンデミック以降のウェルビーイングを実現できるブライダル会社として、事業方針の設計から、クレドの作成、ウェブサイトのリニューアルを実施。また、社員の方々へのインタビューを通じて現場の生の声を把握。コンセプト・バリューを重視し、これから入社される新入社員や既に働いている方に対して、経営陣の目線や今後の方向性など、同社の企業理解を目的に採用サイトの制作、採用コンテンツ策定を行った。
ブランド刷新後、新たに作成したミッション・ビジョン・バリューを社内全体に浸透し、組織運営ができるようディレクション。プロジェクト開始から1年近くが経過し、月当たりの収益状況の結果としてはどれも大きな改善結果が見込めた。問い合わせ数、成約数、客単価、それぞれが過去最高数値を実現。そして、自社の採用状況においても採用メッセージや採用媒体の刷新、採用後のフォロー制度開始、人事制度と評価制度の再設計など、全体の改革も相まって、採用数と離職率の改善にも大きく寄与された。