旅行
アクセス解析で、広告投下費用の最適化を実現。
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相談内容
COVID‑19の大打撃を受けた旅行予約サイトの会社で、全社的にコストカットが急務となり広告費用最適化の相談をマケスパートにいただく。
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主な課題事項
投下コストに対しての広告効果が不透明。
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アサインしたエキスパートマーケター
データ構築・アクセス解析のエキスパート
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支援概要
(1)Googleアナリティクスを活用したアクセス解析
(2)サードパーティツールを活用したアクセス解析
(3)顧客データ分析
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支援詳細
同社は大規模なDB型サイトを運営しており、年間の広告投下額もそれ相応の規模で展開していた。相談頂いた当初、広告効果のトラッキング自体はしているものの、解析としてはあまり社内の人材で活用ができておらず、ラストクリックCVに寄与した広告媒体のみに評価が変重していた。
COVID‑19の影響もあり適切にプロモーションのコストカットを実施するためにも、どのような広告が同社の売上に貢献しているのか詳細なアクセス解析を実施。今までは、ユーザーに認知のきっかけを与えたファーストクリック媒体や、間接効果が見受けられる媒体への評価が適切にできておらず、広告予算のアロケーションがラストクリック重視の配分になっていた。また、媒体経路毎のLTV設計も不十分であったため、それらの再設計としてもプロジェクトに関与。
まずは、各広告効果に関する投資対コストを可視化できるよう影響度合いの重みづけを点数化し、何の広告がどの程度お申し込みに役立っているのか分析と検証を実施。その後、LTVに最もインパクトを与える施策は何かを導入済みのCRMツールと連携することで明確化し、LTVの貢献度合いが高い広告施策への投下額を増加させる。結果、無駄な間接広告の削減、ユーザーへの最初の起点になった広告の評価、LTV貢献度合いが高い広告施策の増加、など、データを基軸とした予算設計が上手く機能し、大幅な広告投下コスト削減をしたにも関わらず新規の申し込み件数は削減前と比較しても維持という結果が得られた。